ドクター紹介
Doctor
Internal medicine, digestive organ internal medicine, endoscopic internal medicine, pediatrics
平成8年3月 | 愛知県立時習館高等学校 卒業 |
平成14年3月 | 名古屋大学医学部医学科 卒業 |
平成14年4月~平成15年5月 | 安城更生病院 |
平成15年6月~平成19年9月 | 豊橋市民病院 消化器内科 |
平成19年10月~平成20年12月 | 刈谷豊田総合病院 消化器内科 |
平成21年1月~平成24年3月 | 名古屋大学医学部附属病院 消化器内科 |
平成24年4月~平成29年3月 | 刈谷豊田総合病院 消化器内科 医長 |
平成29年4月~令和2年1月 | 豊橋市民病院 消化器内科 副部長 |
令和2年4月 | さかまきクリニック開業 |
医学博士(名古屋大学) |
日本内科学会(認定医、総合内科専門医、元指導医) |
日本消化器病学会(専門医) |
日本消化器内視鏡学会(専門医) |
日本消化管学会(専門医、元暫定指導医) |
日本肝臓学会(専門医) |
日本がん治療認定機構(がん治療認定医) |
日本医師会認定産業医 |
緩和ケア研修会修了 |
臨床研修指導医 |
認知症サポート医養成研修受講終了 |
『延べ20000件以上の内視鏡検査経験(胃カメラ・大腸カメラ)、 1000件を超える内視鏡手術(ESD:内視鏡的粘膜下層剥離術=内視鏡で早期の食道がん、 胃がん、大腸がんを剥離切除する治療)(補助、指導含む)の経験』 |
こんにちは。
さかまきクリニックのホームページをご覧いただきありがとうございます。
この度、多くの方々の協力を得て豊川八幡町のやわた町民館前にさかまきクリックを開院することができました。
こどもから働き盛りの中壮年世代、お年寄りまで地域の皆さまの健康の悩みを解決し、地域の安心の拠り所となるクリニックを目指します。
現在、2019年の人口動態統計では日本人の死因は1位がガンで4分の1を占め、心臓病、老衰、脳卒中、肺炎と続きます。これらを予防するにはガンに対する検診の普及とともに、生活習慣病を普段から予防していく必要があります。私は総合内科専門医として生活習慣病の改善、さらには消化器病専門医としてガンの予防と早期発見に取り組み、病気を早い段階で治療し患者さんが健康に長生きできる医療を実現したいと強く願っています。
生活習慣病は、メタボリックシンドロームという言葉が出て久しく、いまやその言葉を知らない人はおそらく居ないと思います。糖質制限など新しい言葉も出ていますが、実際に肥満を防ぎ血圧やコレステロール、糖尿病などの管理をしていくことは、生活習慣病という名前が物語るように生活習慣の改善が必要であり言うは易く行うは難しです。当院では、患者さん一人一人の生活背景を理解し、患者さんとともに患者さんにとってベストの治療を模索する姿勢を大切にしていきたいと考えています。
ガンに関しては、これまで自分が一貫して勤務医として関わってきた疾患になります。幸いにも地域の中核病院に勤務し、がん治療認定医として多くのがん患者さんの診療に携わる機会を得ました。2人に1人がガンにかかり、3人に1人がガンで亡くなる時代と言われますが、私が勤務医として働いてきた経験からは、人は自分だけは病気にならないと希望的に思ってしまう生き物であり、実際にガンにかかると大きなショックを受けるものです。そうした希望的観測から症状が無ければ大丈夫と思い込んでしまい、また検査の辛さ、面倒さ、万が一病気になってしまっていたらと思う怖さなどから検診を遠ざけてしまい、結果的に病状がかなり進んだ状態になってしまってから外来に来られる患者さんと多く出会ってきました。私は消化器内科医として、早期がん、もしくはその前段階の腺腫(胃や大腸の癌化する前の良性の段階の腫瘍)の内視鏡治療から、抗がん剤治療、そして緩和治療まで外科手術以外のすべてに携わってきました。その中で痛烈に思うことは、『なぜ早く見つけることができなかったのか』の一点に尽きます。そして、それこそが自分がクリニックを開院した大きな理由の一つでもあります。早期に病変を発見できれば、昨今の医学の進歩、そして日本が誇る優秀な消化器内科医によってからだにメスを入れることなく癌をカメラで切除し取り除くことができ、治療前となんら変わりの無い同様の生活を送ることができます。また外科手術の分野においても腹腔鏡やロボット支援手術導入の進歩により、臓器切除が必要になったとしても以前と比べると術後の負担が非常に小さくて済むようになっています。いずれにしても切除により治る段階での発見であれば、さらに言えば発見が早期であればあるほど体への負担は小さくて済みます。
言うまでもなく早期発見の第一歩は患者さんに検査を受けてもらうことです。そのため当院では患者さんの不安、苦痛(痛み)、不満を減らすことで患者さんが検査を受けやすい環境を作ることが最も重要だと考えています。一人でも多くの方に、がんを早期に発見し体への負担が最小限の状態で治療を受けてもらいたいと願っています。