胃カメラ
Gastroscope
Internal medicine, digestive organ internal medicine, endoscopic internal medicine, pediatrics
Gastroscopy
上部消化管(食道・胃・十二指腸)にできる炎症・潰瘍・ポリープ・がんなどの病気を発見し、適切な治療方針を決めるために行うものです。様々な上腹部症状(胃痛、胃もたれ、胸焼け、腹部膨満感等)に対して行うほか、健診・ドック等のバリウム検査において要精査となった方の検査としても行います。当院では経鼻内視鏡や鎮静剤を用いることにより、従来と比べて苦痛の少ない内視鏡検査を行うことが可能です。
食道がんや胃がんは、定期的な内視鏡検査を行っていれば早期に発見でき治療が可能な病気です。当院では、胃がんリスクが上昇を始める40歳を超えたら、胃内視鏡検査を受けることをお奨めしています。
【院長の内視鏡検査経験数について】
『延べ20000件以上の内視鏡検査経験(胃カメラ・大腸カメラ)、
1000件を超える内視鏡手術(ESD:内視鏡的粘膜下層剥離術=内視鏡で早期の食道がん、
胃がん、大腸がんを剥離切除する治療)(補助、指導含む)の経験』
お腹が痛い(腹痛)・食欲がない・体重が減少する。
むかつきがある(嘔気)・胸焼けがする・食物がつかえる・血を吐いた。ゲップが気になる
血便が出る・黒い便が出る・便秘である・下痢が続く。その他便通異常が気になる
体が黄色くなる(黄疸)・体がだるい・尿が褐色である・便が白っぽい。
お腹が膨れる・腹水がある。
当院では、わずか直径6mm弱の富士フィルム社製レーザー内視鏡システムELUXEO(エルクセオ)の胃内視鏡を導入しております。鼻からの内視鏡検査は内視鏡が舌の根本に触れないので、オエーっという吐き気(咽頭反射)が少なく、楽に検査を受けることができます。たまに、お鼻が痛くて辛かったという方もおられますので、口からの検査も選んでいただくことができます。(一般には鼻からの検査の方が楽と言われています)
当院では胃カメラが苦手な方のために、鎮静剤を少量静脈に注射して苦痛を和らげ、検査を受けることもできます。鎮静剤を用いるデメリットとしては、当日は自転車等を含めた車の運転ができないことです。また検査後30分~1時間程度の安静が必要となりますので、検査後すぐにご用事がある場合は難しくなります。
患者さまの衛生・安全管理は最も基本かつ重要と考えております。当院では高水準消毒薬である「過酢酸」を採用したカイゲンファーマ社のクリーントップKD-1を用いております。当クリニックでは患者様の感染予防に対する不安を解消するために最新の機器を採用しており、安心して検査を受けていただくことができます。
胃内視鏡検査をご希望の場合、事前に外来を受診いただき、医師による診察ののちに予約させていただきます。服用中のお薬を確認いたしますので、お薬手帳をお持ちの方は持参ください。
夕食は21時までに済ませてください。お水、お茶、スポーツドリンクは夜間でも摂取可能です。
検査当日の朝は絶食です。検査2時間前までであれば、コップ1杯程度のお水・お茶は飲んでいただいて結構です。糖尿病の方は検査当日の朝のお薬は服用しないでください。指定された時間までに来院し、受付をしてください。鎮静を希望される方は、お車・バイクを運転してのご来院はお控えください。
ストレッチャーに横になり、点滴をしながらリラックスした状態で検査を行います(鎮静剤を希望しない場合、点滴はしません)。検査の所要時間は5分から10分程度です。
検査後は点滴室で30分から1時間程度休んで頂き、その後、医師より結果の説明があります (鎮静剤を使用しない方は点滴室で休む必要はありません)。検査後1時間程度は飲食をお控えください。1時間後、少量のお水を飲んでむせなければ、食事をすることが可能です。組織検査を受けられた方は2時間以上飲食をお控えください。鎮静剤を使用した場合は検査後の自転車・バイク・車の運転は出来ません。
内 容 | 料 金 |
検査のみ | 約 5,000円 |
細胞を採って検査に出した場合 | 約 8,000円~15,000円 |
内 容 | 料 金 |
検査のみ | 約 3,000円 |
細胞を採って検査に出した場合 | 約 6,000円~8,000円 |
内 容 | 料 金 |
検査のみ | 約 1,500円 |
細胞を採って検査に出した場合 | 約 3,000円~4,000円 |
※別途、材料費などがかかる場合があります。