主な対象疾患

• ・風邪
• ・喘息
• ・糖尿病
• ・高脂血症
• ・高尿酸血症
• ・痛風
• ・虚血性心疾患（心筋梗塞、狭心症）
• ・心不全
• ・不整脈
• ・高血圧症
• ・インフルエンザ
• ・気管支炎
• ・肺炎
• ・肺気腫
• ・慢性閉塞性肺疾患（COPD）
• ・貧血
• ・湿疹
• ・アトピー
• ・花粉症
• ・アレルギー性鼻炎
• ・骨粗鬆症
• ・脳梗塞
• ・帯状疱疹
• ・蕁麻疹
• ・不眠症
• ・膀胱炎
• ・前立腺肥大症

下記のような症状の方は
内科系の病気の可能性があります。

発熱・胸痛・むくみ・動悸・疲れ・疲労・だるい・体重減少・立ちくらみ・嘔気・嘔吐・吐き気・胸焼け・食欲不振・咳が続く・頭痛

糖尿病

糖尿病は膵臓から分泌されるインスリンというホルモンが十分に作用しないことで血液中のブドウ糖が増え、血糖値が正常よりも高くなる疾患です。この高血糖の状態が続くと心疾患、腎臓障害、視力低下や神経障害などさまざまな合併症を引き起こします。糖尿病は初期段階で、はっきりとした自覚症状がなく、頻尿や疲れやすいといった軽度な症状にとどまります。そのため著しい体重減少や耐えられないほどの喉の渇きなど、かなり症状が進行してから受診される方もいらっしゃるのが現状です。しかし糖尿病は進行すると失明や人工透析、下肢の切断といった重大な合併症をきたし、日常生活へ大きな影響を及ぼしかねません。
糖尿病には1型と2型があり、1型糖尿病は主に若年者に発症し、2型糖尿病は加齢や生活習慣、遺伝的要因によって発症すると言われています。糖尿病予防には定期的な健康診断や血糖値測定が重要です。また食生活や適度な運動習慣などの生活習慣の見直し、適切な体重を維持することが糖尿病発症リスクを低減させます。発症してしまった場合の治療も、運動と食生活で体脂肪量を減少させ筋肉量を増加させることで改善を目指します。食事運動療法でも血糖コントールがうまくいかない場合など、状況に応じて経口糖尿病薬の処方やインスリン療法も行っていきます。
当院では糖尿病の診断・治療・予防のサポートを行なっておりますので、糖尿病に関する疑問や不安がある方はお気軽にご相談ください。

脂質異常症

血液中の中性脂肪やコレステロール濃度が基準値を超える、もしくは低い状態を脂質異常症と言います。人間の血液中には「善玉コレステロール」「悪玉コレステロール」「中性脂肪」といった脂質が存在しており、中性脂肪や悪玉コレステロールが基準値を超えても、善玉コレステロールが低すぎても脂質異常症に当てはまります。悪玉コレステロール値が高いと血管の壁に余分な脂が付き、プラークという塊ができてしまいます。プラークができた血管の壁が時間の経過とともに分厚くなり、血管がつまりやすい状態になると、心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こします。このように、脂質異常症は時間をかけて動脈硬化を進行させ、重大な病気になるリスクがある疾患です。
しかしながら自覚症状はほとんどなく、健診を受けた際に指摘されるケースが圧倒的に多いです。
脂質異常症の主な原因としてはカロリーや脂質の摂りすぎといった食生活や運動不足、肥満や遺伝的要因などがあげられます。そのため治療法も食事療法・運動療法がメインとなり、生活習慣の改善を基本としたうえで、場合によっては薬物療法を行う場合もあります。早期発見・早期の治療が重要ですので、脂質異常症と指摘された方や、気になる点がある方はお早めにご相談ください。

高血圧

心臓は収縮と拡張を繰り返すことで血液を全身に送り出しており、心臓から送り出された血液が血管に加える圧力のことを血圧と言います。動脈の血圧が、心臓の収縮によって最高になったときの値を最高血圧(または収縮期血圧)、心臓が拡張し血圧が最も低くなっている値を最低血圧(または拡張期血圧)と言います。この血圧が通常よりも高い状態を高血圧と言い「収縮期血圧が140mmHg以上であること」もしくは「拡張期血圧が90mmHg以上」このどちらかに当てはまると高血圧と診断されます。
高血圧の状態を放置すると、血管にかなりの負荷がかかるため、脳卒中、心疾患、腎臓病などのリスクが高まりますので、早期に適切な処置を受けるようにしましょう。
高血圧の原因はさまざまで、遺伝、肥満、食生活や運動不足などの生活習慣、ストレスなどが影響しています。高血圧は自覚症状がほとんどないため定期的な健康診断や血圧測定で早期に気づけるかどうかが鍵となります。塩分制限や減量、十分な睡眠と休養、適度な運動など正常な血圧に戻すための生活習慣を継続していくことが治療の基本です。無理のない目標を設定し、負担のないようにしていきましょう。それでも高血圧が続く場合など、状況によっては薬物療法を行います。年齢や生活スタイル、持病の有無など総合的に判断して患者様に合わせた処方をしていきます。血圧が気になる方、高血圧と診断された方、お気軽にご相談ください。